久しぶりに「ブラック会社に勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれない」を見たけど、結構じわっと泣ける。
原作は好きだったけど映画もちゃんと要点絞ってまとまってるなーと。登場しない人物とかエピソード多いのでやっぱ原作をお勧めはするけどね。
また今度家で見ようかなと思いました。
ついでにもういっちょ余談ですが、この前くりっく365を嫁に作ったので、私も持っていた口座に少しお金をいれてやってみました。
すいません、「無理」です。
スプレッドがひどいのは知っていましたが、あそこまで広いとさすがに勝負にならない。完全長期専用の口座ですね。こんなもんに誘導しようとしている金融庁、頭おかしいんじゃないですかね。
しかも、これ手数料0うたってますが、インターバンクのレートよりもかなりカバーしてるので結構ぼったくってますね。
要するに手数料はかなりお高いということです。どこが安全で日本にとってよいシステムなんだか理解ができない。さすがにこれは無理だと思って出金して店頭に戻すことにしました。
こんなのもはやトレードにすらならん。
手数料を落とさないシステムは悪とでも言いたいのかな。
悪は金融庁、お前だよ。
さて、ここからは本題です。
ついにレバレッジ規制の有識者検討会の2回目ですね。
内容をあっちこっちがアップしていますが、もはや金融庁とその有識者に全くもって今回のレバ規制10倍の正当性を証明できるものは無いと明らかになりましたね。
こちらのサイトにも詳しく書いてあります
他にも
とかご参考ください。
かなり前からほとんどこのブログ内でも記載した内容ですが、改めて規制の意味がわからない事をきちんと大手も含む店頭FX会社が証明をしてくれています。
①金融取引所の扱う商品にレバレッジ25倍を超える金融商品があるにも関わらず何故FXだけが高いとかのたまっているのか
②未収金の発生リスクで店頭FXだけやりだまに上げているのは何故か。(この数値探しても出てこないので素敵です)
前の記事にも書きましたが先物取引とかのほうがよっぽど未収金が多く発生するのは分かりきってたこと。
③そもそもFXの店頭会社が2,3社もしつぶれることがあったとして、それが金融システム全体に影響を及ぼす事態はなかなか想像しづらい
④長期で流動性の低い通貨を扱っているのは「クリック365」であり、店頭で高レバでやってる人はドル円が8割以上を占めているという事実(これもなるほどねっと共感。今の私がまさしくそうだし)
流動性が高い通貨の場合、スイスフランショックのような馬鹿げた値飛びは起きえないのでね。これによりクリック365の危なさが証明されたわけです。
そして極め付けがこれ
④店頭FX業者は、これまで協会を通じて当局とも密接に連携しつつ、リスクの顕現化を防ぐために相当高度な管理手法を整備してきた。
市場の取引規模と業者が負うリスクの規模は同義ではなく、後者は取引を相殺し、圧縮した後のポジションと相関する。
市場の拡大は、取引ルールの整備、リスク管理と顧客サービス改善に向けた努力の結果、利便性が高まり、投資家に選好されたことによる面も大きい。
素晴らしい回答です。
まさしくおっしゃる通り!!
レバ規制10倍のこじつけ理由が、「市場規模の拡大による未収金発生リスク」とのことだが、そもそも逆なんだよな。
市場規模が拡大した背景に安心と信頼があるからこそという、普通に商売してたら当たり前の事をきちんと説明してくれたこと。
昔、何かのアニメで見た言葉。
政治家や公務員は国の寄生虫である。この国の生産や収益になんら寄与していない寄生虫なのだ。後は宿主に害をもたらすか益をもたらすか。
FX市場規模の拡大に伴うリスクっていうこの言葉自体が
「自分達でマーケットを作ったり、市場を醸成させたりするという頭を持っていない寄生虫からの視点での意見」
だと思えた。
素晴らしい回答だったと思います。私もはっと気づかされました。
結構自分自身も飼いならされてるんだなと反省しましたが。
そして、これも何度も書いてきましたが、天下り先の連中が作ったぬるま湯の金融システムと、その金融庁の馬鹿どもの指摘で相当に厳しい監査やハードルを超えてきた店頭FX業者。
どちらが安心で信頼のおける環境かは今の取引高が結果を物語っているのだということだ。
んでここまで来た後の有識者からの回答。
今回の3社についてはリスク等の整備が進んでいるので問題ないことがわかったが、他の中小はどうなのか?
ここをもう少し精査する必要がある。
はっ??んんんん??
もうね、この内容「馬鹿じゃない?」っとしか思えないですよね。
んなもん自分達で監査すればいいやろ。
んで危なかったら業務止めるなり改善命令出せばいいだけで、こんなあほなコメントがレバ規制10倍の有識者会議の場で出ること自体、「頭おかしい」っとしか思えない。
本来なら3社はリスクの整備が進んでいるので、これを元にきちんと判断基準が整備できるのでそれに倣ってない会社は業務改善等を促す、レバ規制10倍はなしになる流れだよね。
要するに揚げ足とりようがないので、全く的外れなところでお茶を逃がしたのだろうという感じ。
まじで呆れる。
FX会社の社長達はいわばプロ中のプロ。
それが金融庁の厳しい監査を通る為に鋭意努力している精鋭中の精鋭だ。
そんな人達に有識者会議に出てる有識者でない未経験の人間が立ち向かえるわけがないのでこの結果は自明の理。
俺でもとてもじゃないけど勝てる気がしないよ。
やっぱ役人じゃないだけでこんなにも性能差があるんだなと実感した。
なんかパブリックコメントとるとかなんとか言ってるが、そんなもん単なる手順の一つなだけで何の意味もないことを知っているし、そもそも規制自体の意味がわからないのに通すことはできないだろうと。
羅針盤FXの方がいっているように、この話は確実にクリック365から打診されたものだろう。
カバー先に金融所を使うとかの代替案も踏まえての打診だったのではと思う。
本当にこの国ってマトモナやつが運営してないきがして萎えてくる。
正直、スイスフランとかランド円とか流通量の低い取引が多くクリック365で使われてるってことはクリック365こそ相当な未収金リスク抱えてるってことだよね。
そっちの規制を推進していったほうがいいとおもうけどね。
長期運用を鑑みても絶対にそっちのレバ規制10倍のほうが流れに沿ってると思うしね。
いやぁ、信じがたい有識者達の反応に、この国の将来がまた心配になりました。
さて、いつまでこの茶番劇を続けていくのか。
見ものです。