FXと愚痴と私

日々思う事とFXで金儲けの事

住宅を買うのは今?それとも

なんとなく、今の状況に警鐘を鳴らしてみる。

 

予想通りだけど、とにかく今は1戸建て住宅を購入するかどうかのタイミングとしてはグレーゾーンな気がする。

戸建てもそうだけど、新築のマンションなんかも同じかもしれないけど。

 

いや、今後好転するとかいうと正直悪化の一途をたどるので、そういう意味だと今年買っておくのはある意味いいのかもしれないけど・・・・

 

理由は以下

①コロナ化の継続による、住宅需要

②ロシア経済制裁による、原油価格の上昇、木材、半導体の不足

③住宅ローン控除の見直し

④インフレの懸念と金利の上昇の可能性(金融緩和の維持の不安)

 

①コロナ化の継続による、住宅需要

とにかく、マンション価格のバブル期超えなどの情報も入るようにコロナ化で中古市場も含めマンションの価格が上昇している。ただし供給は減っているし、ウッドショック、半導体不足、給湯器不足、木材不足などとにかく今は住宅の原価が上がる要素しかない。

 

どこまで上がるのかわからないが、今世話になってる工務店の営業が、私が契約した1年半前と比べて、各設備の費用が1.2倍~1.6倍は上がっており、家の値段も300万は上がっている。

土地も上がっていて、私が買った値段で今は買取できないので更に高くなっているとのこと。インフレ傾向もあいまって、土地の値段が上がるのもわかるきがする。

 

要するに、全ての値段があがりまくっていて、下がる気配がない状態。

とにかく住宅需要に対して、共有が減り、普通にインフレ(?)化している住宅市場。

この先どこまで上がっていくのか見当つかず。

 

ただこの先まだ上がる可能性が全然あるので今が買いなのかもしれないのだけど・・・・私なら多分買わないな(買い替えなので)

 

②ロシア経済制裁による、原油価格の上昇、木材、半導体の不足

愚かな専制君主国家のたった一人の始めた糞みたいな戦争のせいで、今後原油価格はかなりの額あがるだろう(っていうかもう上がってる)。

ロシアは木材の輸入量もはんぱないので、その不足も加速度的にあがるだろう。

 

日本は輸入量がそこまで多くないから大丈夫とかそういうレベルの話じゃない。

結局ロシアから輸入しているのは全世界にいて、全体量が不足するのだから、更に価格競争による木材の価格が跳ね上がっていくだろう。日本人のケチな感覚じゃ絶対に買えないくらいの値段になっていくと思われる。

ガスの輸入も止めたたのだから、半導体の数が更に不足するのも目に見えている。

 

脱ロシアの流れが少し慣れてくる(原油価格の上昇や半導体などの価格上昇に慣れるという意味)に2-3年はかかると思われ。倒産する会社も多数増えるだろうなと。

 

こんな状態なのだから、戸建て住宅、マンション共に家の設備にかかる金が、まじめに今の1.5倍とかになる可能性すらある。(唯一人件費だけ変化なしという・・・)

 

③住宅ローン控除の見直し

住宅ローン控除は、元々ドル箱とか打ち出の小槌とか言われてるくらい、利用しないのはあほらしいというくらいにお金が戻ってくる精度。

 

それについにメスが入った。控除対象の額が従来の額の半分近くにまで落ちた。

控除しきれなかったものが住民税から減らせる額の上限まで減らしてきた。

 

期間は伸びたというが、私がすべりこんだときは、13年だったのだから、完全に改悪。

その頃を知っている人間からすると、半分にまで落ちた控除に魅力が感じるとも思えず。

 

ただし、2025年~は更に減っていくようなので、これまた今が買いじゃないかというと何とも言えない。

 

④インフレの懸念と金利の上昇の可能性(金融緩和の維持の不安)

個人的に一番懸念しているのがここ。

とにかくアメリカだけじゃないFRBも利上げを開始するほどに、全世界でインフレが進み始めている。日本の馬鹿の一つ覚えのような「異次元の金融緩和」が限界に到達する日も近いと思われる。

 

そうなるとどうなるかというと、利上げとなる可能性もある。その結果、銀行の変動金利への優遇金利を減らす動きが加速する可能性がある。

 

変動金利の金利変動リスクが一気に牙をむく可能性もある。

 

たしかに輸出に頼ってる国ではあるので円安は歓迎なのかもしれないが、あまりに金利差が進行し、円安が進みすぎると輸入する金額が上がるため、結果として物価高も加速し、インフレに突入する可能性もある。

 

そうなると結局金利を更に上げないといけなくなるということで、今の様にゼロ金利を維持するのが難しくなる可能性はそんなに低くなく存在していると思われる。

FOMCでもまだまだ年3回の利上げとか凄い事議長が言ってるしね。

日本が意地でも低金利を維持できるかというと無理だと思われる。

 

さて、そうなったら、変動金利の優遇金利の下駄をはずされ、なんだったら金利見直しで上がり始めるリスクもあるとおもわれる。

過度な金利の上昇がないとか、人間が想像で言ってるだけで、今回の様なロシアのウクライナ進行とか想定してないから、かなりの極端な金利上昇だってありえないわけじゃないと思うので、とても怖いと思ってる。

 

私はとりあえず来月の4月頭の固定金利で、フラット35を契約する予定。

 

フラットのいいところはリスクは銀行側が持つ金利となっていることだとおもう。

さすがに来月には上げてこないと思うので、早めにフラットで固定でローンを組んでしまおうと思う。

 

 

 

っとまぁつらつら考えたけど、住宅市場に暗い影しか今の所見えてこない。

ただ、今後復活する兆しがあるかというと正直全然見えない。

住宅は投資ではないので、今はまだ買いの状態と言ってもいいかもしれない。

 

契約した工務店の営業が、しばらくの間土地の転売だけで注文住宅の受注を受けるのをやめようかと検討していると言ってたが、結構本当の話だなと思うことしかないね。

 

 

結論として、今住宅を購入を検討しているなら、早めに購入したほうがよいとおもうが、例えば住み替えとかで無理に購入する必要がない状態なのであれば購入しなくていいのでは?っと思う。

 

もう不動産の購入にいい時期というのは終わってしまっているきがする。

 

 

あ、でも、インフレが進むのであれば、土地を買って転売するのはいいかもね。

ゴールドが高値更新し続けてるようだし、お金の価値に不安があるときには土地や物の価値が跳ね上がっていくわけだし。

 

いやはやとんでもないことになったもんだと呆れている、