FXと愚痴と私

日々思う事とFXで金儲けの事

システムの事を知らないシステム部の管理者

今日は仕事場での、まぁそこまで重大でもない愚痴。

 

最近の会社事情。入社してとうとう2年と3か月ほど経過。

会社も大分よいように改善しているイメージ。

 

言い方悪いけど、自分が入社してから結構色々な部分は改善していると思ってる。

当然こんなこと職場で言うつもりはないが。

 

労務部分や福利厚生も自分が具申していた一般的なものが採用になっていたりもした。

システム部で最も注力すべきところをきちんと把握し、人数が少ない割に注力すべきところを絞っていった結果、また業務部門の部長も変わり、かなり業務の改善を図った結果、入社した時から問題だった部分が改善したと思う。

 

売上も今のままで行けば、人数はあまり増えずに売上が2倍になりそうな勢い。

 

ただ唯一の心残りは、IT系のスキルを持つ人間は専門職採用なんだということを、自分の上司と経営者に理解してもらえなかった部分だ。

 

悪いがネットワーク関連のスーパーエンジニアも大事かもしれんが、それよりも数も少なく、その専門性は特筆していると思っている。巷でいう湧いて出るSIERのエンジニアのことではないから正直見つけるのは相当大変だと思う。

 

そして、専門性に特化したメンバーが給与が低すぎたりして2名抜けて、自部門は3名になった。私が入社したころはなんと7名もいたから凄い減りっぷりだこと。

 

そして会社としてはシステムに投資して効率を上げて行こう!なんていい始めた。

 

遅!!

 

急ぎ採用をしないといけないが人がまず来ない。

やっと少し認識出来たらしいがもうすでに後の祭り。

 

特に業務系エンジニアは来て即戦力も難しい。業務理解が必要だ。その上、自分達の会社の様に独自の在庫管理をしている会社では学ぶしか方法はない。一般論が通用しないからだ。

なのできちんと中~大規模の開発をするための設計者は3年は覚える時間が必要だと伝えてきた。

 

しかも、待ち受けで指示待ちの上流設計者がSIERには溢れているのが実情。

社内業務をきちんと理解しながら設計をやろうと考える上級SEを見つけ育てるにはそれなりに時間とお金がかかる認識がなかった。

 

今、会社の中で設計エンジニアで生き残っているのは私だけだ。

その私も、会社の横割り作業や、インフラ関連、部署調整作業で開発メンバーに影響がでないように全て私に一極集中させて、他のメンバーが開発作業に集中できる様にしている。だからこそ、高効率部分に特化して開発を実施できているので今の現状だと断言してもいい。

 

私が何をやっているか知らない人も結構いるかもなーと思う。

何せ完全に「縁の下の力持ち」状態をしているからだ。

 

社内SEとして全社の効率化に一助しつつ基幹系システムの小粒開発を調整、改修しているのが私だ。大規模は集中できるメンバーに任せている。

 

もし今私が辞めたら間違いなく会社の五か年目標は達成出来ないと思う。

 

 

そしてうちの経営者級の方達は辞めてみてからそれに気づく傾向にある。

特にシステムに疎いのでシステム部門は見えていないんだろうな。

 

 

ちなみに私も昔の知り合いに声をかけたが、エンジニアは相当にいないらしい。

いなくなった理由は概ね以下だろう(私も同感)

①AIブームに転換、もしくはPG志望者はそちらに流れた。

②総じて会社でのシステム部門の意味が昔と比べて高くなった(特に大手企業~)

③②なので昔のように必要になったから集めるよりは、きちんとキープしておく体質になった。

④ITゼネコンと呼ばれる日本独自のブラック体質により若手が増えていない

 

っと言う理由だろう。

①はまだいい。流行りすたりもあるだろう。

確かにAIも進化し続ければよいが、正直今時点のAIでは用途を選ぶし、今流行りなので一時的にエンジニアがよっているだけで、おそらくまたブームが去ると思う。

今のAIのレベルだとまだ本当にAIと呼べるところにいきつけると思えない(どうしても普通のプログラムの範疇を出ていない気がする)

 

②③④は由々しく、今後切実になる問題だと思う。

なにせ日本のIT業界では人間は使い回し、給料は安く、仕事時間は青天井な文化を自分達で作ってしまった。

実際儲かるのだから仕方ないのだろうが、商品はあくまで人なのだ。

その風聞が立ってしまえば人が減るのは道理。

 

知人に聞いた話だと、単価が10~20は上がっているとの事。

うちの募集も20万ほど上がってて笑った。

 

他にも外注や採用関連の業者の話を聞くと本気で転職考えたくなる金額になってて笑った。子育ても一段落して残業とかしてもよくなるようならまだ転職考えられるかなぁ。

 

どうもうちの会社釣った魚に餌やらないタイプの会社だから、それもありかなー。

 

 

そして、今一番の悩みは、うちの部署の部長がシステム部門にあまり興味がないこと。

理解しようという姿勢が見えない事。

 

スケジュールやリソースは言葉で何度説明しても頭に入らないようだ。

理解しようとしていないのだから仕方ないのだが。

1時間会話して図にあてこんでやっと8割理解してくれたからよいのだが、とにかく経営層よりも知識がないようで、妙に諭されて返ってきたりととにかく大変。

 

部門の目標も結局私たち作業者に全部作らせたし、説明も私たちがしたし、部門の進捗報告もブッチしはじめた。

 

メンバーに面談したら、特に不満はないが改善してほしいことに「部長はもう少し自部門に興味を持つべきだ」なんて回答が満場一致で出てくる始末。

 

さてどうしたもんかいな。

 

気分屋すぎるのも問題なんだよなぁ・・・・

 

 

他の部門に指示出すけどIT系のことはきちんと伝えられないらしく私が呼び出されて整理する始末・・・

興味ないなら口出ししないで素直に聞けばいいんだけどそこは凄いプライド高い人なので大変だし。

 

まぁあまりにひどいようなら会社離れりゃいいだけなので私は正直あまり媚びるつもりもないけど、それなりにメンバーとの開発は楽しいのでよりよくなってほしいなとは願っている。

 

今日は単なる愚痴でした。