機器が一通り揃ったので色々と試してみる。
ちょっと機器的にしくった部分もあったり、後はストレージ部分でも色々と勉強になったので備忘録も含め記載することにした。
まず、全てのネットワークカードを変更(会社パソコンだけは面倒なので、1個は予備として残して交換をやめた)
☆問題①
この際に1個失敗だったのが、メイン2号機・・・・・
マザーボードが癖があって、PCIE16 *2があるのだけど、そのうちの一つはGen3 x4を使うと、1個使えなくなるようだ。
ビデオカードがもう1個にささっており、他はx1しかないマザボなので、まさかのSSDとの共存問題。でもGen3 NVMEにしないと起動もできなきゃ速度も落ちる。
しょうがないので、Gen3 x2スロットに刺して使うこととした。
readが1500mb/s まで落ちた。
writeは1600mb/s という逆転現象つき。
だけどこれならなんとかぎりぎり10Base Tのボトルネックにならないくらいにはなってくれたんじゃないかと期待。
その後はとりあえず環境の構築。
っとはいっても今回は、あくまで新しい家用のルーターとハブのテスト。
今のネット環境に手を加えて在宅できなくなると非常に困るので、今あるネットワークの更に内側にLANをつくって構築することにしてみた。
ルーターもDMZとか今回はもうけず、新しい家でやればいいかなと。
まずは性能と、動作確認だけをするのが目的でした。
さて構築終わってみて、28GBのファイル転送をためしてみる。
☆問題②
多少のばらつきはおいておくとして、
●メイン機 メイン機にデータを送る場合は、ほぼボトルネックはおきず、1.1GB/sの速度ができました。28Gですら30秒程度で完了する爆速でした。
この子はおおむね問題なし。
●メイン2機 多少不安定、だけど、おおよそ800-900Mb/sなので理論値近く。
40秒ほどで完了するので十分に早さを体感。
おそらく前述のgen3.0 x2にしたことで、理論値近くがMAXとなったため、最大値の1.1近辺に近づかなかったとも思われる。
また、変な使いかたしたので書き込み速度がちょっと不安定なのもそのせいだとおもうことにした。多分gen3.0 x4だったら余力が大きかったので問題なかったんだろうなと。
これに関しては解消するためにはマザーボードの変更が必要になるのでもうここで妥協することに。労力とお金が・・・・・
●ファイルサーバー機 これが今回の問題に。
転送開始には1GB/sの速度が出るものの、すぐに300MB/Sまで落ちてしまう。
これはメイン機2とは違って、あきらかに何かがボトルネックになってるなと思ったら・・・・・
なるほどTLCの安価なSSDによる問題だということがわかった。
今、世の中に普及しているのはTLC。安価だからなのだが、キャッシュの超過後の速度低下が著しいようだ。
それでも1TB以上のものであれば、キャッシュ量は、本体の容量の1-5%だから多分1Gb/sは担保できるようだ。
だが、私のこのパソコンのSSDは250GBでした。
なのでおよそ300MB/s(1%くらい?)の速度までしかキャッシュでもてないんだなと。
ちなみに私の家には、
全く同じ商品で、250と500があったのでそちらとも比べてみると
キャッシュ使用後の速度低下後の数値は以下となっている。
250GB → 320MB/s
500GB → 640Mb/s
くらいになったとこを見ると、この推測はあっているようだ。
そうなると、上の表にあるように、1TBだと、1GB/sのボトルネックにはならない数値に到達するんだなーと。
しょうがないので、今のシステムドライブはそのまま250で使うとして、最後の出費ということで、1TBのNVMEをデータファイル用に購入した。
スロットも1個あまっているようだ。自分用の臨時の中継用ファイルサーバーにしようと思う。
これがあれば、少なくともパソコン間の通信に関してはほぼほぼ自分の理想の形になると思われる。
終わったら一旦箱に戻して引っ越し当日のネットワークどうするか考えようと思います。
しかし、ネットワークもそうだし、ストレージもそうだけどとにかく単位がばらばらだったり仕様がかみあってなかったりと難しくて大変な世界です。
せっかくなので勉強しようと思いました。